矯正歯科

不正咬合は歯だけの問題じゃない?!からだからのSOS!

不正咬合とは、骨格や歯の生え方など、さまざまな原因により上の歯と下の歯が正常にかみ合わない状態のことです。

原因は、歯を支える土台である上下顎骨(あごの骨)。
この上下顎骨が遺伝や授乳、離乳食、その後の食生活、生活習慣などの環境要因など様々な原因で、成長不足や不調和となって起こります。

例えばあごが小さすぎて歯が入りきれなかったり、上あごと下あごのバランスが悪かったり・・・。

お口の機能面での発達が不十分なことも挙げられます。


不正咬合になると、、

見た目が気になる、コンプレックスになる

これだけでなく、ガタガタに並んだ歯では清掃がうまくいかず、虫歯や歯周病にもなりやすいです。

不正咬合は上あごが発育不足によることが多いです。

上あごはお口の天井で鼻の床。そんな上あごが成長不足だと鼻呼吸がしにくくなり、成長期のお子さんの健康に大きな影響を及ぼすことが分かっています。


こんな様子はありませんか?

早食い、遅食い、食べこぼし
口呼吸による睡眠障害(いびき、汗をかく、夜中にトイレで目が覚める、口が開いている)
おねしょ
耳、鼻やのどの病気によく罹る
姿勢が悪く、ぼーっとして疲れやすい


大事な成長期に、このような負の連鎖を起こしてしまうと、本来の健やかな発育が邪魔されてしまいます。

発育期の今だからこそ、骨格の不調和や成長不足の改善を促す矯正で、未来の健康へつなげましょう!

子どもたちの輝く未来と笑顔のために!


【当院での矯正治療の考え方】

①0~2歳頃 はぐくむ(育成)クラス
めざましく成長発達するこの時期は特に重要な時期です。

筋肉が骨を育てる
授乳、離乳食、幼児食

姿勢などの日々の積み重ねで成長発達方向は決まっていきます。

食事指導、生活指導などを通して正しい発育を促す支援を行っています。特別な装置は用いません。


②乳歯列期矯正
4~6歳頃

乳歯が生えそろった時点で、上あごが小さい、形が問題あり、凸凹、受け口などの場合、そのまま永久歯まで引きずって同じかさらに重症度の高い不正咬合に進んでいくことがほとんどです。そのためこの時点で不正の芽を摘んで、永久歯の生え代わりに備えます。


③混合歯列期矯正
6~10歳頃

生え代わりによって親御さんが気になりだすころではないでしょうか。
骨格の問題だけでなく、歯が並ぶためにはお口の筋肉の調和(頬・口唇・舌など)は不可欠です。装置と併せて口腔筋機能トレーニングによる再学習も行っていきます。


④永久歯列期矯正
12歳頃~

永久歯が生えそろってからの矯正になります。


【装置について】

患者様が取り外しの出来ない装置
拡大装置
ブラケットによるワイヤー矯正
アラインチューブ(ブラケットフリー)
矯正用インプラント

など


患者様が取り外せる装置
インビザライン(マウスピース矯正)
マイオブレース

など


それぞれメリット、デメリット、向き不向きがございます。
お気軽にお問い合わせください。